エコキュートが凍結?
お湯が出ない!
寒い時期にお湯が出ない!エコキュートが故障したのかな?凍結かな?
まずは以下にご紹介する予防方法とセルフチェックを実施してください!
こんな時に注意!
屋外温度が0℃以下になると配管が凍結し、機器や配管の破損や水漏れ事故の原因となります。
屋外温度が低くなり凍結の恐れがある場合は、以下の予防対策を行ってください。
★ふろ配管の凍結防止
おふろの水をはったままにする
おふろの水を、ふろアダプターの10㎝上まではった状態にしてください。
気温が低いときは、ふろ配管の凍結を防止するために自動で貯湯タンク内のポンプを動かして、おふろの水を循環させます。
【ご注意】
エコキュートの専用ブレーカーや貯湯タンクの漏電遮断器は切らないでください。凍結防止運転ができなくなります。
★給水・給湯配管の凍結防止
蛇口から少量の水を流しつづける
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①台所リモコンの[▼]ボタンを押し、給湯温度を「水」に変更してください。
※[水]の設定がない場合は、最後にお湯を使用してから
1時間以上お待ちください。
※浴室リモコンで給湯温度を変更する時は、
「優先」ボタンを押して、浴室優先に切り替えてください。
※お風呂の蛇口が無い場合は、他の給湯栓でも構いません。
※日立は「低温」の表示となります。
※メーカーにより異なります。 -
②お風呂に水をはった状態で、お風呂のお湯側の蛇口を開け、少量の水
(1分間に200㏄程度)を浴槽へ流したままにしておいてください。※入浴後、就寝される前などに行ってください。
①サーモスタット式やシングルレバー式の
混合水栓の場合は、最高温度に設定をする。
②お風呂の蛇口を開け、少量の水が出るようにする。
③出ているのが水であることを確認する。
(リモコンに給湯マークが表示されていないこと)
※浴槽の上に蛇口がない場合は、シャワーホースを伸ばしてください。 -
③翌朝使用時の確認および注意事項
・お風呂の給湯栓を閉めてください。(浴槽から水があふれていることがあります)
・台所や洗面所などの蛇口からもお湯が出るか確認してください。
・サーモスタット式やシングルレバー式の混合水栓の場合は、再使用時の設定温度にご注意願います。
「エコキュートの凍結」
まずはコチラをチェック!
・お湯を出そうとしても水すらでない。
・水側の蛇口から水は出る。
凍結の可能性が高いため、すべての蛇口からお湯が出ないかを確認。
(エコキュートが凍結していても水側蛇口をひねると水は出ます。あくまでお湯をひねった場合に水すら出ない場合に凍結である可能性が高いです。)
お湯が出ない場合、エコキュートの配管まわりの凍結の可能性が高いので、このページに記載の手順にて復旧をお試し下さい。
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①エラーが表示された場合はオン・オフでリセットしましょう。
配管が凍結すると、エラー表示が出ることがあります。その場合は、いったん漏電遮断器をオフにて1分以上経過してから再度、漏電遮断器をオンにすることで、エラーが解除されます。
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②気温が上昇して凍結が「自然解凍」されるまでお待ちください。
凍結は、気温の上昇とともに解消されます。時間に余裕があるのなら、自然解凍するのを待つのがよいでしょう。
お湯をかける等すると配管に亀裂がはいったり給水栓が破損するおそれがあるのでおやめください。
エコキュートの
凍結防止機能
気温が氷点下以下になると、エコキュート周辺の配管内の水が凍り、お湯が出なくなることがあります。
エコキュートにはあらかじめ凍結防止機能があり、雪が降るような寒い日でもすぐに故障・凍結してしまうことはありません。
凍結防止運転を行う (フルオートタイプのみ)
メーカーによって細かな機能は異なりますが、フルオートタイプのエコキュートには外気温に合わせて自動で凍結防止運転を行ってくれます。凍結防止運転は浴槽内のお湯を循環させることで凍結を防止するため、浴槽内のお湯を循環口の中心から10cm以上の水位に保つことが重要です。おふろの残り湯を流さず、貯めておくと効率よく運転を行えます。
【注意】
電源プラグがコンセントに差し込まれていることを確認してください。(抜けていると作動しませんのでご注意を!)