お湯のお悩み
ガス給湯器交換サービスの価格と実態の調査データ
ガス給湯器を過去3年以内に交換されたことがある746名の方のアンケート結果をまとめました。
この調査は、弊社のサービス利用の有無に関わらず、さまざまな会社のサービスを通じて給湯器交換のご経験がある方を対象としたものです。
以下の集計情報は、アンケート結果で十分な回答数が得られた「大手ガス会社」「給湯器交換専門の会社」「リフォーム会社」を交換の依頼先として選択された方を主な対象にしています。
調査対象者:
3年以内にガス給湯器の交換をされた都市ガス利用者746名
調査方法: インターネットリサーチ
調査期間: 2021/10/20~11/4
目次
ガス給湯器の交換費用は大手ガス会社が相場よりも高めの傾向
依頼先によって、最終的にかかっている交換費用の相場が大きく異なりました。
給湯器交換専門の会社とリフォーム会社に関しては20万円以下が約半数を占めているの対し、大手ガス会社は30万円以上の購入者が4割以上を占めており、費用が高くなる傾向があります。
交換費用が安い依頼先ランキング
同程度の機種による価格相場比較
ガス給湯器は、機能や性能によって販売価格が大きく異なります。
たとえば、お湯を出すことだけに特化した給湯専用タイプであれば本体の定価は13万円前後、床暖房や浴室暖房乾燥機などに対応したモデルあれば、その定価は40万円程度となります。
多くの販売会社がその定価から値引きし、設置工事を付与してサービス提供をしているのですが、依頼先によってその総額費用でどのくらいの差があるのかを同等の機能タイプ別に見てみます。
追焚機能付きは給湯器交換専門の会社とリフォーム会社がお買い得に
「ガスふろ給湯器」とも呼ばれており、追焚付機能が付いていて暖房機能は付いていない中位クラスの普及機種では、給湯器交換専門の会社は20万円未満で半数以上の方が入手しているのに対し、大手ガス会社では20万円以上が約67%を占めており高い傾向にありました。
リフォーム会社の交換費用相場は、給湯器交換専門の会社よりもやや高いもののほぼ同等の結果でした。
追焚付のガス給湯器の交換価格が安いランキング
暖房機能付きは給湯器交換専門の会社がお買い得
床暖房や浴室暖房乾燥機などに対応している高機能・高価格帯のモデルについては、依頼先によってかなりの価格差が見られました。高機能機種になればなるほど本体価格も高くなり工事に手間がかかることも多いことから、より価格差の開きが大きくなります。
給湯器交換専門の会社は30万円未満で安く購入者している人が74%を占めているのに対し、大手ガス会社は36%、リフォーム会社は半分程度に収まっています。
暖房機能付きガス給湯器の交換価格が安いランキング
依頼先によって、工事までの日数はどのくらい違うの?
給湯器交換専門の会社がやや早く工事ができる傾向があり、リフォーム会社に依頼した場合は15日以上かかる方が約4分の1を占めています。
給湯器専門の会社や大手ガス会社に関しては、その機材を専門的に取り扱っているため常に在庫を保有していることも多く、素早く工事が出来る傾向があります。
また、給湯器交換専門の会社は工事までの日数を短くするために、お客さまご自身が利用している給湯器の写真撮影を行うことで、現地調査を行わずに納期を短縮化し、「写真で判断して、すぐに駆けつける」ということをノウハウ化している傾向があります。
給湯器工事においては、作業現場が極端に狭く搬入に困るなどの特殊な環境でも無い限り、正しく撮影された写真と現在使用中の機種の型番があれば、正確な工事を行うことは実際に可能です。
工事までのスピードランキング
多くの人は相場より費用が高い大手ガス会社に頼んでいる
急にお湯が出なくなるといったアクシデントがあった場合、その原因は給湯器の故障であることが大半なのですが、「ガスの何かがおかしいのかな?」と直感的に判断し、普段利用している大手のガス会社に相談を持ちかける方も多くいらっしゃいます。
大手ガス会社という選択肢しか知らない方も多くいる反面、ガス給湯器の交換を安く済ませている人々の多くは、お湯が出なくなった時の対処法をネットで検索し、価格が低い給湯器交換専門の会社に辿りついています。
給湯器交換をどこに頼むか迷われている方には以下のページで、メリット・デメリットや目的別の選び方を解説しております。
相場より高くても大手ガス会社に頼むメリットは?
大手のブランド力や安心感
大手のガス会社に頼むメリットは、ガス機器という火災や事故などに繋がりかねない商品であることから、その安心感や信頼感を得られるということにあります。
そのため、そのブランド力を信用し、高い金額でも大手ガス会社に依頼をする人も実際に多く、ガス会社自身もあえて価格を下げて販売する必要がないというのが実情です。
また、東京ガスの地域サービスは「東京ガスライフバル」、大阪ガスは「大阪ガス サービスショップ」が担当しておりますが、その中身はグループ会社や協力会社、加盟店などで構成されており、仲介手数料が発生しやすい業態のため、ご利用者への提供価格を下げるのにも限界がある状況です。
大手ガス会社の販売機種は違う物?
一方で、ガス給湯器の本体に関しては、ノーリツ・リンナイ・パロマ等の数社しかメーカーが日本には存在しておらず、大手ガス会社が設置している機種自体も決して特別なものではなく、その他の給湯器販売会社と同じ機種を設置しています。
つまり、同じ機種であっても、販売・工事をする会社次第でその価格が大きく異なるというのが給湯器業界における実態であり、工事やその後のアフターフォローの品質がキープできる依頼先さえ見つかれば、あえて高い買い物をする必要はありません。
キンライサーが提示する給湯器の価格相場
キンライサーの価格と品質に対する考え方
キンライサーでは「できる限りお客さまにお安く提供する」ということを最優先とする一方で、必要以上の廉価販売、投げ売りなどもサービス品質を維持する目的で行わないように心がけています。
実際に、同等機種を複数の会社に見積もりの依頼をした場合、キンライサーのガス給湯器交換費用は下のイメージ図の範囲でご提示できるように価格設定をしております。
キンライサーが最低価格でご提示できることもあれば、何社にも見積もりを取った際には価格だけであれば他社の方が安いということもありえます。
キンライサーの価格設定は、以下の3つの視点で考えた結果、私達なりに考えた「適正価格」を基準にしています。
- すべてのお客さまに無料で10年間の保証をするということ
- 工事スタッフの教育に十分な費用をかけ、一定水準以上の品質をご提供すること
- 工事スタッフに対し、安定した仕事と見合った報酬をお支払いすること
品質の維持と10年保証サービス
給湯器の寿命は10年程度と言われていますが、商品の特性上、電気基盤や熱交換器、複雑な回線、大量の精密機器から組み立てられており、ある程度の個体差が避けられないことから、運が悪ければ7~8年で故障、その時にはメーカーの保証も切れているという最悪の事態にもなりかねません。
「お湯」という日常的なインフラである以上、キンライサーでは最低10年間は快適にご利用いただけることを保証し、お客さまが日々細かい心配をすることなく安心してご使用いただくこと、それを長くお支えしていくこと使命として考えております。
また、住宅設備業界が古くから持っている性質上、下請け・孫請け構造、丸投げ構造、極端なコストカットということが常態化しやすく、それは絶対に避けなければならないと考えています。
これらは工事品質やサービス品質の低下、災害や事故の発生にも繋がり、結果的にお客さまにご迷惑をお掛けすることにもなりかねないことから、「最初のお見積もりからアフターフォローに至るまで、お客さまの窓口はすべてキンライサーが一元管理する」ということを徹底しております。
お客さまにご満足いただけるための、スタッフの教育などの必要経費にはしっかりと投資をし、お客さまもスタッフも含め関わるすべての人が納得できる価格で提供することを心がけています。
交換工事の費用は設置する環境によって異なります
日本国内の住居における給湯器の設置環境は多様で、屋内、玄関横、ベランダなど設置場所も異なり、設置方法自体も壁掛け型、据え置き型など多くのパターンが存在しています。
また、エコジョーズのように環境保護に適した給湯器を設置する際は、ドレン排水の配管工事なども行う必要があり、追加でオプション費用がかかり上記のような価格相場どおりにならない場合もあります。
エアコンの室外機のように設置方法自体がほぼ画一化されているものではなく、住宅環境によって工事内容が大きく左右されることから、正しく設置したい、正確な費用を知りたいという方には、給湯器の交換を熟知しているプロに見積もりの依頼をする必要があります。
キンライサーでは、年間に50,000件以上の給湯器工事を取り扱っており、過去の工事の状況などもすべて一元管理されているため、あらゆる場面に対応できるノウハウを持っております。
過去にお客さまがお住まいのマンションの交換工事を実施している事例多くあるため、工事も正確に行うことができ、ミスやトラブルも最小限にすることが可能です。