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給湯器Q&A

業務用ガス給湯器と家庭用ガス給湯器の違いは何ですか?特徴を比較・使用シーンに合った選び方

業務用ガス給湯器と家庭用ガス給湯器の違いは何ですか?特徴を比較・使用シーンに合った選び方

業務用ガス給湯器と家庭用ガス給湯器の違いは何ですか?

給湯器メーカーでは、ガス給湯器を一般家庭用と業務用に分けて製造・販売しています。
主な違いは「給湯能力」「複数台連結による運用・拡張性」「サイズと設置スペース」「耐久性」「費用」の5点です。

ガス給湯器は、使用する環境に応じた製品を選ぶことが大切です。
基本的に、自宅であれば家庭用、商業施設や公共施設であれば業務用の導入を検討しましょう。
この記事では、それぞれの違いについて、わかりやすくご紹介します。

①給湯能力の違い

まず1つ目の違いは、「給湯能力」です。
給湯能力は「号数(ごうすう)」で表され、これは1分間に供給できるお湯の量(リットル)を示しています。
家庭用のガス給湯器では、16号〜24号の製品が一般的です。
一方、業務用ガス給湯器は最大で50号のモデルもあり、家庭用の約2倍以上の給湯能力を備えています。
これは、ホテルや病院、美容院、ショッピングセンターなど、多くの人が利用する施設や、同時に大量の温水が必要な場面に対応するためです。

②複数台設置による運用・拡張性の違い

家庭用給湯器は、多くの場合、一家に一台で十分です。
ただし、二世帯住宅で浴室が2つある場合などは、2台の設置が必要になるケースもあるでしょう。

一方、業務用給湯器は最大24台までの連結(マルチ)設置・運用が可能です。
そのため、50号のガス給湯器1台では対応できないような大規模施設でも、複数台を組み合わせることで、施設の規模や用途に応じた柔軟な給湯能力を確保できます。
さらに、複数台の給湯器をローテーションで運転させることで、使用機器の偏りを抑え、システム全体としての耐久性を高めることができます。
また、給湯器が1台だけだと、万が一故障した場合に業務に支障をきたす恐れがありますが、マルチ設置であれば他の給湯器がバックアップとして稼働し、業務停止のリスクを大幅に軽減することが可能です。これは業務用給湯器ならではの活用法です。

③サイズと設置スペースの違い

号数による違いもありますが、一般的に家庭用給湯器よりも業務用給湯器の方が本体サイズが大きい傾向があります。
そのため、業務用給湯器の方が、設置に十分なスペースの確保が必要です。
また、複数台の業務用給湯器を安全に使用できる場所であることに加え、メンテナンスの頻度も多いことから修理や点検がしやすい環境であるかどうかも考慮しましょう。

④耐久性の違い

家庭用給湯器の標準的な寿命は約10年とされています。
一方、業務用給湯器の寿命はおよそ3年程度といわれています。
一見すると、業務用の方が耐用年数が短く、作りが劣るように感じるかもしれません。
しかし、この差は主に使用頻度や稼働時間の違いによるものです。

業務用では、毎日8時間以上連続して温水を使用するケースも多く見られますが、家庭用は1日数時間のみの使用が一般的です。
そのため、総稼働時間で見れば、業務用給湯器の方が過酷な使用環境に耐えるよう設計された、よりタフな仕様であると言えるでしょう。

④費用面の違い

家庭用給湯器には、デザインやスペックの異なるさまざまな製品があり、価格帯も幅広く用意されています。とはいえ、全体的には業務用給湯器に比べて割安に設定されている傾向があります。

それに比べて、業務用給湯器は、耐久性に優れた設計されていることから、本体価格が高くなる傾向にあります。
また、複数台を設置する場合はその分設置費用がかさみ、さらに大量のお湯を供給する必要があるため、ランニングコストも家庭用より高くなる点に注意が必要です。
こうしたコスト面については、導入前にしっかり把握しておくことが大切です。

業務用の代わりに家庭用給湯器を使っても良いの?

以上のような違いから、施設などで使用する場合には業務用給湯器の方が適しています。
ただし、コストが高くなる傾向がある点はデメリットといえるでしょう。
そのため、「店舗に家庭用の給湯器を設置しても問題ないのでは?」という疑問を持たれる方もいるかもしれません。

確かに、業種や実際の業務内容によっては、家庭用給湯器で対応できるケースもあります。
しかし、原則として業務で使用する場合は、業務用給湯器の設置を検討するのが望ましいとされています。
家庭用給湯器はあくまで一般家庭での使用を想定して設計されているため、業務用途のように高頻度・長時間の使用が続くと、想定より早く劣化し、重大な故障や事故につながる恐れがあります。
そのため、業務用途での家庭用給湯器の使用は基本的に推奨されていません。

【まとめ】業務用給湯器と家庭用給湯器はスペックや設計が大きく異なる!使用環境や給湯能力を見極めて、最適な製品を導入しよう

やかんくん

家庭用給湯器と業務用給湯器ってなにが違うんだっけ?

きゅうとうきくん

一番は給湯能力の違いが大きいかな。他にも、サイズや耐久性、シーンに適した拡張性にも違いがあるよ。

やかんくん

なるほど。業務用の方がコストはかかるんだポ?

きゅうとうきくん

その通り!お金はかかるけれども、業務をスムーズに行うためにも、仕事で使うなら業務用給湯器にした方がいいんだよ。

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よくある質問

業務用ガス給湯器と家庭用ガス給湯器の違いは何ですか?
主な違いは「給湯能力」「複数台連結による運用・拡張性」「サイズと設置スペース」「耐久性」「費用」の5点です。基本的に、自宅であれば家庭用、商業施設や公共施設であれば業務用の導入を検討しましょう。

このコラムを書いた人

キンライサー

給湯器交換サービス
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創業26年、年間65,000件の工事実績を誇るガス給湯器・エコキュートのプロフェッショナル。
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