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床暖房付きの給湯器交換にかかる費用は?

床暖房付きの給湯器交換にかかる費用は?

床暖房付きの給湯器交換にかかる費用は?

給湯器の交換には、いくつかの工事や機器が関係しているため、どのような形での交換を希望するかによって費用が変わってきます。
まず、大まかに言うと、基本的な工事では出張費と既存の給湯器の撤去、処分、新しい機器の取り付け費用がかかります。その上で、新しく取り付ける機器の本体価格が含まれます。

床暖房付きの給湯器は、シンプルなタイプよりも機器本体価格が高くなります。
同時に、配管などが多少複雑になるため、工事費用が上がる傾向にあります。
こうしたことを踏まえると、床暖房付き給湯器の交換費用の相場は25万円から30万円ちょっとと考えることができます。

もちろん、機能性の高い機器を選ぶと、もう少し高額になることもあります。
床暖房付きの給湯器の場合、シンプルなタイプの給湯器交換よりも多少高くなります。
それでも、床暖房による快適さなどを考えると、総合的にはお得な決定となりえます。

床暖房の系統数に注目

床暖房付きの給湯器は、原則としてキッチンやシャワーなどへの給湯と共に、お風呂の追い焚きやお湯張りなどができる機能が付いています。
こうした温水を供給する部分と同時に、床暖房を行うための熱源として使うことができます。
機器の本体の価格に関係する部分として注目したいのが、熱源の系統数です。

系統数というのは一度に供給できる床暖房のパネル枚数(床暖面積)のことで、1系統だけだと1カ所しか暖めることはできません。

家庭によって、どのくらいの部屋を暖めたいかは異なりますので、機器を選ぶ際には系統数をしっかりと確認すべきです。
ほとんどのケースで、系統数が増えるごとに価格も上がりますので、必要な能力を持っているものを選べば十分でしょう。

費用抑えのポイント

床暖房付きの給湯器の交換において、費用を少しでも抑えたいと思っているのであれば、既存の機器をそのまま使用できるものは交換しないという方法もあります。
たとえば、リモコンを継続して使用できるのであれば、残しておくことができるでしょう。
リモコン機器本体の価格と工事費用をカットできますので、1.5万円から2万円程度抑えられる可能性があります。
ただし、リモコンを流用できるかは、製品との接続や配線の問題などが関係します。プロの担当者に見てもらわないと最終的には分かりませんので、要望を伝えて流用が可能かどうかチェックしてもらいましょう。

リモコンを流用できないとしても、グレードを下げた製品を新たに取り付けるという手もあります。
リモコンの中には、通話機能が付いているものなどがあり、より高額な機器となります。
こうしたリモコンではなく、必要な操作ができて温度調整や時計の表示などがなされるシンプルなタイプにすれば、1万円弱ほど総額を下げられるでしょう。

他にも、いくつかの費用を抑えるポイントがあります。
たとえば、機能を制限したモデルにすることです。
特に、フルオートタイプだったものから、オート機能にすることで2万円前後の費用削減となります。
フルオートからオートにすると、追い焚き配管自動洗浄や自動足し湯機能などがなくなります。
それほどこうした機能を使っていないのであれば、思い切ってオートにするのもありでしょう。

また、現在使っている給湯器のメーカー以外も選択肢として加えることができます。

原則としては、配管や相性などの問題から、できるだけ同じメーカーのものを使う方が良いとされています。といっても、別のメーカーにしても大きな問題がないことがほとんどです。

そのため、業者によっては特定のメーカーの取引実績が豊富で、より安く機器を提供できることがあります。
性能が同じであれば、よりお得に設置できるメーカーがないかを確認してみるのも良いでしょう。
複数のメーカーにおけるいくつかの見積もりを出してもらうと、より良い価格での交換工事ができるはずです。

きゅうとうきくん

流用できるかどうかも含めてまずは給湯器のプロに相談してみるのがオススメしているよ。もちろんキンライサーは取り扱っているのでお気軽に聞いてみてね。

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床暖房以外の機種にも交換することはできる?

現在、床暖房機能付きの給湯器を使っているものの、もう床暖房はいらないと感じている場合、暖房機能なしの給湯器に交換したいと思うかもしれません。
床暖房がないタイプに交換すること自体は可能ですので、シンプルな給湯器に替えて交換費用を抑えることができます。

ただし、この場合はいくつかの注意点があります。
まず、床暖房関連の設備をどうするかという問題です。
配管をそのまま残しておくのか、フローリングも含めて交換工事をするのかを決めないといけません。
配管を閉じるだけという選択肢もありますが、経年劣化した時に床暖房設備がトラブルを引き起こす可能性もあります。
そのため、もうずっと床暖房を使用しないということであれば、これを機に床暖房設備自体も除去した方が良いでしょう。

また、床暖房機能がないものであれば費用を抑えられると思っていたものの、実際にはもっと高額になってしまうといった事態にも注意しないといけません。
床暖房設備の撤去と新たなフローリング工事が入ってきますので、全体としては工事費用が高くなってしまう恐れがあるのです。
そうであれば、そのまま床暖房を使い続けた方が負担が少ないと感じるかもしれません。
意味のある交換工事をするためにも、まずは両方の工事について見積もりを出してもらった方が良いでしょう。
そうすることで、本当にお得な工事というのはどちらなのかを冷静に判断できるようになるはずです。

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まとめ

きゅうとうきくん

床暖房付きの給湯器を交換する場合の費用は、25万円前後が相場になるんだね。

やかんくん

そうなんだ。普通の給湯器よりもちょっと高くなるけど、高機能だし暖房の省エネもできるので、長い目で見たらお得になるね。

きゅうとうきくん

そのとおり!費用を抑えるためには、ほとんど使わない機能はカットして、できるだけシンプルな機器を選ぶことが大事だね。

やかんくん

そっか。じゃあ、いろいろパターンを変えて見積もりを出してもらって、一番コストパフォーマンスのいい工事をするべきだということだね!

きゅうとうきくん

まずは自分たちが今使っている給湯器の機能を確かめることから始めて、よく相談して決めたいね。

このコラムを書いた人

キンライサー

給湯器交換サービス
お湯が出なくて困ったら【キンライサー】
メディア運営担当

創業26年、年間65,000件の工事実績を誇るガス給湯器・エコキュートのプロフェッショナル。
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