給湯器を交換するならどこがいい？タイプ別おすすめ診断

給湯器を交換するならどこがいい？

給湯器の交換をどこへ頼むのがよいのかは人によって異なります。交換時に重視するポイントによっておすすめの業者が変わるためです。たとえばリスクを減らし安全に給湯器交換を行いたいや、スピードやコスパのよさを求める人などで変わってきます。

リスクを減らし安全に給湯器交換を行いたい場合

都市ガスやプロパンガスのガス会社がおすすめです。ガス会社は企業のネームバリューがあり、安心して交換を依頼できる会社です。特に東京ガスや大阪ガスは全国に名が知られていて、ブランドにこだわる人に向いています。

ガス会社に依頼するデメリットは工事費用などが高い点です。
ガス会社の給湯器交換で割引されることはほとんどありません。また、在庫の数も多くはないため、即日交換が難しい場合があります。

在庫の心配をしたくない人

給湯器メーカーへの依頼がおすすめです。給湯器メーカーは給湯器を専門で取り扱っているため、求めている機種を比較的簡単入手できます。給湯器に関する専門知識が豊富な点もおすすめです。

一部の給湯器メーカーでは、修理不可の場合のみ交換を受け付けている業者もあります。
割引率も高くはないのでコスパ重視の人には向いていません。
また、メーカーが工事業者を指定することも多く、自分で業者を選べないデメリットがあります。基本的に自社メーカーのみの交換になるので、異なるメーカーへの変更にも向いていません。

スピードやコスパのよさを求める人

給湯器専門の販売会社がおすすめです。在庫の種類が豊富で、独自の割引や保証もあります。ネット展開している業者であれば、いつでもどこでも対応可能です。ウェブ上での見積りに対応してくれる業者もあります。

給湯器専門販売会社の中には悪徳業者が紛れている場合もあり、見極めが必要です。
見積もり時に施工内容や費用が明確に記載されていれば信頼できます。
一式表記で具体的な内容が分からない時は、追加請求されることがあり注意が必要です。

安さを意識する人

家電量販店やホームセンターがおすすめとなります。在庫処分セールなどが実施されている時は給湯器を安価で購入可能です。店舗のポイントを貯めていれば、支払いへ利用できお得なお買い物ができます。給湯器の実物を見て決められる点もメリットです。

家電量販店やホームセンターには専門のスタッフがいません。
施工業者も自分で選べず、特殊な工事は断られる場合もあります。また、現地調査が必要になってしまうため時間がかかる点もデメリットです。

ネット通販サイトでの給湯器購入も費用を安く抑えられます。
ネット通販は条件を絞って商品を検索でき、商品の比較がしやすい点がメリットです。いつでも注文できるので忙しい人にも向いています。
ネット通販を利用した給湯器交換では、製品から施工業者まで全て自分で選ばなければなりません。また、給湯器本体が安くても、工事費を合わせて割高になる場合があります。給湯器の知識が少なく工事を安心して進めたい人にはあまり向いていないでしょう。

給湯器交換以外のリフォームも検討している人

工務店やリフォーム業者がおすすめです。
特に地域密着型の業者であれば、スピード対応ができるでしょう。
水回り全体のリフォームとして給湯器交換を頼めるケースがあります。
給湯器の交換は外注が多いです。給湯器交換を単体で頼むと費用が高くなる傾向があります。

水道屋でも給湯器交換に対応できるケースがあるのです。
特に給湯器の水漏れが起こった時は、水回りのトラブルに詳しい水道屋が役立ちます。
トラブルの原因が水道管だった場合、水道管の修理で給湯器トラブルが解決することもあるからです。

水道屋では給湯器の交換に対応していない場合があります。
水漏れ以外の給湯器トラブルは、まずメーカーなどへの相談がおすすめです。
水道屋に頼むときは会社の実績や口コミをチェックし、悪徳業者に交換を頼まないようにしましょう。

悪徳業者の可能性を減らしたい場合には、地域の指定上下水道業者に連絡するか、役所の水道課へ連絡すると教えてくれます

給湯器交換の依頼先を選ぶポイント

給湯器交換の依頼先を選ぶポイントを把握していると適切な業者選びができます。
適切な業者を選ぶなら請求トラブルなどの防止も可能です。
必須条件として、給湯器交換の資格を持っている点が挙げられます。無資格での交換工事は禁止されているためです。

まず業者を選ぶ際は、会社概要・実績・口コミ情報の確認をおすすめします。
施工事例の写真まであるとベストです。取り扱うメーカーや得意な分野を把握できます。
また、長年の実績があると比較的安心して工事を依頼できるでしょう。

対応スピードのチェックも欠かせません。
土日や大型連休を挟むと連絡ができない業者もあります。年中無休で対応している業者であれば、緊急トラブルにも対応可能です。
緊急ではなくても、どれくらいの時間を要するかは確認しておきましょう。

アフターサービスの有無や、内容の確認も必要です。
給湯器の購入先と工事の依頼先が異なると、保証内容が薄くなる場合が多くなります。
保証が無いと修理や交換時の費用が高くなってしまうため、長期保証や無料保証がセットの業者がおすすめです。

依頼先スタッフの対応や、技術力の確認もしておきましょう。
設置場所に変更があったり、特殊な工事を頼んだりする時は、その分野に対応できる業者の選定が必要です。技術力が高い業者に頼むと、故障が起こりにくくトラブルを防げます。
施工事例などで過去の工事をチェックしておきましょう。
スタッフの対応が悪いと依頼人のストレスが溜まってしまいます。
施工時のコミュニケーションだけではなく、施工前からスムーズな連絡が取れるかがポイントです。質問にも丁寧に答えてくれるような業者なら、円滑に工事を進められるでしょう。

まとめ