給湯器が壊れたらどこに電話すればいいですか？まずは焦らずにチェック

給湯器が壊れたらどこに電話すればいいですか？

給湯器の調子がおかしいと思ったら、給湯器メーカーに電話を！と思うかもしれませんが、まずは一旦ご家庭で不調の内容をご確認ください。

ただ蛇口からお湯が出なくなったとしても、故障したとは言えない可能性があります。基本的なチェックをしてまずは給湯器が正しく動作するかを確認してください。それでもダメなら連絡をするようにしましょう。連絡は給湯器メーカーではなく、給湯器を設置した業者に電話することをお勧めします。

給湯器の故障かなと思った時のチェックポイント

1.給湯器の電源を確認する

給湯器のリモコンをチェックして、スイッチが入っているかを確認してください。ランプが点灯していない場合、ブレーカーが落ちている、またはコンセントが抜けている可能性があります。

2.画面にエラーのメッセージが表示されていないかを確認する

給湯器のリモコンパネルにエラーメッセージが出ていないかどうかを確認してください。
エラーメッセージが出ている場合、その表示が何を意味しているか、取扱説明書を確認して確かめてみましょう。
給湯器のリモコンを一旦オフにすることで、回復することがあります。

3.給湯器以外の問題

給湯器だけでなく、水道が正しく供給されているかを確認してください。
突然の断水で水が出ていなければ、断水が回復するのを待ちましょう。
そのほかにも、配管から水が漏れている場合もあります。
給湯器の周辺を確認して、水漏れがないかをチェックしてみましょう。

4.異音がないかをチェック

給湯器周辺から異音が出ていないかを確認してください。
ずっとカチカチ音が鳴っているのに、給湯器が動作しない場合、ガスが止まっている可能性があります。
大きな地震の後は、自動的にガスの供給が止まっていることがあります。
回復方法を確認して、ガスを回復させることで解決できることもあります。

チェックをしても直らない場合は？

もしこれらのチェックをしても、給湯器が正常に動作しない場合には、専門の業者にチェックしてもらうことが必要です。
給湯器の故障なので、メーカーに電話すればいいのでは？と思うかもしれませんが、おすすめは給湯器を設置した業者に依頼する方法です。

理由1
給湯器を設置した経験があることから、それぞれの家の状況を把握しやすく、適切な対応ができることです。
業者側には設置時の資料が残っていますので、メーカーの特定だけでなく、配管などの設置状況も把握しているので、迅速な対応が可能です。
理由2
保証が充実していることです。
メーカーの保証は基本的に1年、長くても2年です。
給湯器は10年もしくはそれ以上使うことが多いです。
修理をメーカーに依頼しても、保証期間が過ぎていて、有償修理になる可能性の方が高いです。
その点設置業者の場合、10年保証などを設定していることもあるので、10年以内の故障で無料で修理してもらえたり、わずかな費用で対応してもらえたりすることもあります。

設置業者に電話で依頼する場合には、どんな症状が発生しているかを伝えましょう。
設置業者の電話番号は、名刺や、施工時に渡されている明細などに記載されています。
保証書や給湯器に貼ってある保証シールに記載されていることもあります。

電話で故障を依頼する流れですが、まずは問題の詳細を伝えてください。
お湯が出ないとか、エラーメッセージの表示内容を伝えます。
その後設置業者が訪問日程を調整して、いつまでに訪問するかを伝えてくれます。
実際に給湯器の状態を確認して、対応を決定します。
保証期間内であれば、保証規定に従って修理してもらえますが、保証が過ぎている場合には、修理費用と本体交換費用などの見積もりを比較して、割安な方でお願いするのがベターです。
保証期間内でも、作業費用などが発生することがあるので、かかる費用がいくらになるかを確認することをおすすめします。

実際にメーカーに修理を依頼するといくらくらいかかるのでしょうか。
給湯器メーカーの資料によると、お湯が出ない場合は2万円～5万円、自動湯張り装置の故障は1.5万円～5万円、追い炊き機能の故障の場合は2.2万円～4.9万円、温度設定の故障だと2万円～5万円の費用がかかります。
これだけみても、修理費用はかなりかかることがわかります。

きゅうとうきくん

無料保証がないと高額な費用がかかるね